Black Attire - 2
前回に引き続き、第二回目の今日は
【 Black Attire / Details & Items 】を紹介します。先日紹介したR&BLUES Formal JKのラペル仕様に加え、下記のような一般的によく見かける仕様で更に"Formal"の印象を高める事ができます。
【 ボウタイ 】
⇒タキシードに合わせるボウタイは、
黒のシルクサテン素材が一般的ですが、少々
個性を出すなら基本ルールを逸脱しすぎない
"黒の小ドット柄"や
"織り柄"のボウタイなどを合わせたコーディネートも素敵ですね。"Formal"は、ユニフォームではありません。よって、程よく個性を演出するのも◎です。夜の照明の下で何気に映える首元 with 柄有りボウタイ....お洒落じゃないですかぁ!!
※"Black Tie"指定の席ではボウタイ着用。
(L) 【 カマーバンド 】
⇒これも"Black Tie"指定の席で着用するアイテム。ボウタイ同様、無地ではなく小柄のもので程よく遊びを見せるのも◎。夜の格式あるパーティーは『光(照明)』がポイント。退屈さをさり気無く打ち崩す小柄入りカマーバンド(& ボウタイ)、お薦めです。
※招待状に
"Black Tie"といったドレスコード指定がある場合には、あれこれ迷わず
"タキシード"です。煌びやかさを抑え目に全体を
"White & Black"でまとめ装うのが基本です(映画"007"のJ.ボンドのように...格好いいですよね...)。靴は内羽根式の黒カーフ(ストレートチップ)orエナメル。
(R) 【 包み釦 】
⇒共地で包んでしまう包み釦(サテンで包む時もあります)。Formalの印象を高める仕様の1つですね。
(L) 【 両玉縁サテン & ポケット口糸止 】
⇒腰ポケットのフラップは無、且つポケット口を糸止めすることにより腰ポケットには手を入れられません。Formalの場でGentlemanたるものJKのポケットに手を突っ込むのは....No Way!!という事ですね。また、(ポケット口の)両玉縁をサテン仕様にして拝見(or サテン切替仕様)とのバランスを取るのも一般的なFormal Styleですね。
(R) 【 包み拝釦 】
⇒(前身頃)上記の包み釦を表側・裏側の両方に施した、これまたFormalを感じさせる仕様の1つですね。
※上記3つの仕様は特に絶対と言う訳ではありません。が、テイルコート/モーニング(& タキシード)においては包み釦。(テイルコート、モーニングには基本腰ポケットはありません。)
次に
"Formal Shirt"のオプション紹介です。(只今、Pattern Order Shirtの
"Option Service"も絶賛開催中ですので是非この機会に!!)
(L) 【 ウイングカラー 】
⇒Formal Shirtの襟型として万能な型は
"レギュラーカラー"or
"ウイングカラー"。披露宴(夜)やBlack Tie指定の席ではレギュラーカラーよりもウイングカラーの方が良いとされています。しかし、これは何もレギュラーカラーが駄目だぁという訳ではないですよ。より"Better"という事で。
レギュラーカラーにボウタイは堅苦しくなり過ぎないので、個人的に好きですけどね(ってお前どっちやねん!!って話ですよね(笑))。逆に披露宴の二次会や披露宴(昼)などにおいてはレギュラーカラーがよりBetterと....。大切なのは特別なドレスコードがない限り"場"を見極めることです。二次会・三次会といった少々"Relax"の雰囲気が漂うパーティーへ参加する際に、ウイングカラーにボウタイ、カマーバンドは少々重いですね。
(R) 【 比翼フロント 】
⇒前縦部分を伏せる事で胸周りをシンプル且つ美しく見せてくれます。
(L) 【 ダブルカフス & クレリック 】
⇒袖口部分は"Wカフス仕様+カフリンクス"で手元を華やかに。そして、カフリンクスのデザインでさり気無く個性を演出するのが粋ですね。
(ちなみに上記写真はミラノカフス仕様なので、カフリンクス着用はできません...。) また、白のブロード地シャツなので目立ちは少ないんですが、カフス部分の生地を"白ブロード&身頃の生地を織り柄入りブロード"といった感じで、襟&カフス部分と身頃部分を異素材で組み合わせるっていうのもお洒落ですね。(クレリック仕様)
(R) 【 ピンタック 】
⇒こちらも"Formal"のシーンでよく見かけるシャツ仕様。
※(こちらの仕様は、今回のOption Fairの対象外となっております。)
(L) 【 カフリンクス 】
⇒シャツ釦の代わりに用いるスタッズやカフリンクスは
着用する服/時間帯によって決まりがあります。基本ルールとしては、昼間のスタイルなら白蝶貝や真珠、夜間ならオニキスや黒蝶貝などをあしらったものを着用します。
(R) 【 黒のストレート・チップ 】
⇒
黒のストレートチップ・内羽根式(メダリオン等の飾りがないもの)は、正礼装のモーニングにも合わせられるフォーマル色の高い靴になります。また普段のスーツスタイルにおいても着用可なので、このタイプの靴は是非一足お持ちになって下さい!!非常に便利ですので。ちなみにタキシードに合わせる靴としては、エナメルオペラパンプス、エナメルプレーントゥ、ストレートチップなどがあります。その中でも、ルール(場の雰囲気)から逸脱しすぎない内羽根のストレートチップをタキシードに合わせる....シックな印象で格好いいですね。『エナメル靴はちょっと....』って、これ思いっきり主観ですので無視して下さい。(笑)
※タキシード、黒スーツに合わせる靴下の色は、「黒」がBest。その他のダークスーツ着用の場合には、チャコールグレイ/濃紺ソックスなども可。そして、くれぐれも生スネは見せないで下さいね!!お願い致します!!
少し長くなりましたが、いかがでしたでしょうか!!特に、Formalの中でも"タキシード(Black Tie)"着用時の心得としては、『まずはオーソドックスに徹する事。』に限ります。そして徹した中で、少々
個性を演出していくのが粋なスタイルですね。 さて次回は、
【 How To Wear "BLACK TIE" 】。"Black Tie"の全身コーディネートを紹介します。是非参考にしてみて下さい!!
話は変わるのですが、本日も遠い所からお越しになって下さったお客様が"R&BLUES Sporty JK"をオーダーして下さいました。誠にありがとうございます!! 中央区、東京都内、関東圏、東日本、本州、日本全国津々浦々...と近い遠いといった距離感でどうこうという話ではないんですが、ただ、わざわざこの銀座の端2丁目のしかも非常に分かりにくい入り口を見つけてご来店して下さる全てのお客様へ、『ご来店、誠にありがとうございます。』 これからも満足して頂けるアイテム(オーダー/既成品etc)を提供し続けられるよう初心忘れず頑張って参ります!!最後になりましたが、ご来店の際は" '09-'10 A/W R&BLUES "をどうぞごゆっくりご覧下さいませ。
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